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血糖値はどのように変化するの?

監修 : 渥美 義仁 先生 永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長 血糖値は、血液中のブドウ糖(血糖)の量を示します。血糖値は1日のなかでも時間とともに変化し、食事の内容や量、運動やストレスなど、さまざまな要因で変動します。そのうち、特に血糖値に影響するのが食事です。 食べ物が消化されて作られるブドウ糖は、主に腸管から吸収されて血液中に入るため、食後には血液中のブドウ糖が増え、血糖値が上がります。 血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが出ます。このインスリンの作用で肝臓や筋肉などにブドウ糖が取り込まれるため、血糖値が下がります。しかし、糖尿病でインスリンを作る力が弱まった場合や、インスリンの効きが悪くなった場合には、血糖値が十分に下がらずに、高い状態が続きます。 糖尿病の治療のためには、自分自身の血糖値を知ることが重要です。 そして、食事・運動やお薬による治療を行い、血糖値を目標値に近づけることが糖尿病の治療や進展抑制につながります。 ...

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いつ血糖自己測定をすればいいの?

監修 : 渥美 義仁 先生 永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長 血糖値を1日に何回、どのタイミングで測定するかは、治療法や糖尿病の状態によって変わります。 主治医と相談し、自分の生活のリズムに合わせて上手に血糖自己測定を取り入れましょう。 インスリン治療をしている人   低血糖かなと感じたとき 低血糖の症状を感じたら、すぐにブドウ糖(もしくはブドウ糖を含む飲み物)または砂糖を摂取しましょう。 血糖自己測定を行えれば、血糖値を確認し、低血糖症状と血糖値の関係を理解して、今後の予防につなげましょう。 ...

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血糖自己測定ってなに?

監修 : 渥美 義仁 先生 永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長 血糖自己測定とは、血糖値を自分で測定することです。日常生活の中で変化する血糖値をそのときどきで確認することができ、また、測定結果を記録することで、血糖値の変化を時間とともに把握することができます。 現在の血糖自己測定器(血糖を測定する機器)は手のひらサイズの小さいもので、ごく少ない血液量で簡単に血糖値を測定することができます。穿刺器具(血液を採取するための器具)の針を指先などに刺して血液を出しますが、現在発売されている穿刺器具の針はとても細く、痛みも大変少なくなっています。

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血糖自己測定を行うとき、こんなときどうするの?

監修 : 渥美 義仁 先生 永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長 糖尿病の治療法によって、さまざまな目的があります 血糖自己測定には何が必要なの? ...

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血糖自己測定器(SMBG)の歴史

    より良い血糖コントロールが大切な糖尿病治療。血糖自己測定器の開発は、それまで病院の採血でしかできなかった血糖値測定を、患者さま自身が家庭等でいつでも行えるようにした点で、糖尿病治療を大きく変えることになりました。ここではロシュDCジャパン社における製品開発の歴史を中心に、血糖自己測定器の歴史をご紹介します。   1956年 ロシュ(旧ベーリンガーマンハイム社)が、ライセンス供与を受け、ドイツで尿糖試験紙の販売を開始。その後自社での試験紙開発に着手。 ...

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血糖自己測定(SMBG)について

糖尿病の患者さんの中には、自分で血糖値を測って血糖状態を把握している人がいます。 その時々の血糖状態を自分で把握できることは、よりよい血糖コントロールのためにとても大切なことです。 ここでは血糖自己測定とはどんなものなのか、また現在に至る血糖測定器の歴史についてご紹介します。

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1.開発前史

  有効な治療法がなく市に至る病だった糖尿病       アルテウス 古代からあった糖尿病 糖尿病の歴史はかなり古く、紀元前1500年頃エジプトのパピルスにはすでに「極度の多尿」という記述があり 、紀元2世紀頃トルコ・カッパドキアの医師アレテウスが著した書物には、糖尿病についての詳細が記されています。 7世紀頃には中国の医師たちが、糖尿病の症状について議論をしていました。日本では平安時代の藤原道長が糖尿病であったと言われています。 古代から20世紀初め頃まで、糖尿病の治療法は絶食による飢餓療法しかなく、患者は合併症に苦しみながら死を待つだけの恐ろしい病でした。   すい臓と糖尿病の関係を発見...

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