- 血糖自己測定とは
- 血糖自己測定(SMBG)の歴史
監修 : 渥美 義仁 先生
(東京都済生会中央病院
糖尿病臨床研究センター センター所長)
血糖自己測定とは
血糖自己測定は何のために行うの?
糖尿病の治療法によって、さまざまな目的があります
- インスリン治療をしている人
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- インスリン治療の効果を確認するため
- インスリン注射の回数や投与量(単位)を調節するため
- インスリンによる低血糖を早期に発見し、正しく対処するため
- インスリン治療をしていない人
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- 生活の中で、何が血糖値の上昇と関係して、いつ血糖値が上昇しているかを見つけるため
- 食事療法・運動療法・薬物療法の効果を確認するため
- 生活習慣の改善につなげるため
血糖値を測定することで、どんなときに血糖値が高くなり、どんなときに低くなるのかを知ることが大切です。 その値がよかった場合は何がよかったからなのか、悪かった場合は次に何をすればいいのかを考えることが、 良好な血糖コントロールへの一歩となり、合併症の予防につながります。

コラム1. HbA1cも大切な指標です
血糖値が採血した時点の状態を示す数値であるのに対し、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は過去1、2ヵ月の血糖の平均を反映する指標です。 その時点の血糖は血糖値で確認しますが、それだけで一喜一憂する必要はありません。
血糖自己測定を日々の血糖コントロールの目安にして、過去1、2ヵ月の血糖の指標であるHbA1cの値が よくなることを目標に治療に取り組むことが大切です。
HbA1cの目標値は、年齢や病状など個人によって異なります (一般には、HbA1cの目標値の目安は5.8%未満(優)、6.5%未満(良)です)。 主治医の先生の指示に従って、それぞれの目標値を目指しましょう。
血糖コントロールの指標と評価
| 指標 | コントロールの評価とその範囲 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 優 | 良 | 可 | 不可 | ||
| 不十分 | 不良 | ||||
| HbA1c(%) | 5.8未満 | 5.8〜6.5未満 | 6.5〜7.0未満 | 7.0〜8.0未満 | 8.0以上 |
| 6.5〜8.0未満 | 6.5〜8.0未満 | 8.0以上 | |||
| 空腹時血糖値 (mg/dL) |
80〜110未満 | 110〜130未満 | 130〜160未満 | 130〜160未満 | 160以上 |
| 食後2時間血糖値 (mg/dL) |
80〜140未満 | 140〜180未満 | 180〜220未満 | 180〜220未満 | 220以上 |
※上記のHbA1cはJDS値です。