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4.第三世代血糖自己測定器 (拭き取り不要)

 

各機能が一段と進化し使い勝手が向上
1990年代になると、血液の吸い取り・拭き取りが不要の測定器、第三世代と呼ばれる測定器が開発され発売されます。 操作がより簡便になったことにより、血糖自己測定器は急速に普及しました。酵素電極法、そして酵素電極法の血糖自己測定器は、簡単な操作性に加え軽量化、 血液採取量の微量化、測定精度の向上、測定時間の短縮化等、各機能が一段と進化し使い勝手が向上しています。

患者さまのニーズに合わせた血糖自己測定システム、
そして周辺機器・サービスの充実へ

現在では、初めての方でも使いやすい測定器、頻回測定に適した測定器、 そして穿刺時の痛み軽減を考慮した穿刺器具といった使う方のニーズに合わせた測定システムとして進化を続けています。 また、血糖パターンを理解するためのデータ管理システムやサポートツールなど、 よりよい血糖コントロールのための製品・サービスも充実してきています。

 

次世代測定器へ
1969年に最初の血糖自己測定器が登場して以来、血糖自己測定器は技術革新によって年々改良が重ねられ、 進化の一途をたどってきました。次世代の測定器として、穿刺の必要の無い非侵襲の血糖測定器が望まれ各所で研究が進められましたが、 現在のところ実用化には至っていません。近年では、皮下間質液中のブドウ糖を持続的に測定する持続血糖測定(CGM)器が発売されました。 これは SMBGとは別の測定器になります。 しかし、より良い血糖コントロールを目的とした製品・サービスの追及は今後も進んでいくことでしょう

 

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